なのでこんな判決を出した最高裁の裁判官は、条約文をきちんと読んでいないのでは?
ただ上念司さんによれば、国民の意に沿わない判決を出すと群衆が裁判官の家にまで押しかけてきて、家族までボコボコにされるそうで、裁判官はそれを恐れているのだとか。つまり、およそ民主主義でやっていける国民性では無いのでしょうね。
しかし、だからといって国交断絶とか言ってしまうと日本も世界から同じレベルに見られてしまうので、経済学者の高橋洋一氏はこんな手順を紹介していました。
まず1965年の日韓請求権協定を守る意思があるかどうか問いただす。するとこれまでの歴代政権は守ると応えているので、そう言わざるを得ない。それなら請求権に関する全ての資金は韓国に渡してあるので、国内問題として処理しろと言う。必要とあればそのための法律を作らせて国内法で処理させるようにする。そうすれば反日活動家もネタにしづらくなるだろうと。
とにかく感情に感情で対抗してはダメ。国際慣習にしたがって粛々と進めていくのがベストということですね。
ちなみに朝鮮からの徴用工は薄給でこき使われていたわけではなく、特に炭鉱労働者はかなり良い給料をもらっていたのです。さらに、徴用されなくても朝鮮半島には良い仕事が無いので、徴用工の何倍もの人数が仕事を求めて日本に渡って来ていた記録がありますから。今頃になって日本企業を訴えている元徴用工、単なるゆすりたかりではないですかね。