2020年07月18日

評論家のいいかげんな解説

最近、時間のある時に、所蔵しているLPレコードを少しずつCDにダビングしているのですが、日本盤だと解説が入っているんですよね。

若い時はあまり気にもしなかったけれど、いま改めて読んでみるといいかげんなもの、けっこう多いです。酷いのになるとリードを取っている楽器を間違えているのとか。

たぶん、ちゃんと聴きもせず、編成だけみて書いているのでしょう。あるいは、楽器の音を聴いても何の楽器だか聴き分けられない程度の耳なのか。

音楽の世界で一番気楽なのが評論家だという説がありますけど、こういうのを見るとその通りだと思ってしまいます。

そういえば武満徹さんは、最初のオーケストラ作品を評論家に酷評されました。「音楽以前のしろもの」だと。

ところが、その後に来日したストラビンスキーが録音を聴いて絶賛し、それで世に出られたのですから、それが無ければ偉大な才能がつぶされるところだったかもしれません。

音楽評論家、もちろん隠れた良い作品に光を当てようとしている人もいるのでしょうけど。
posted by 曲屋 at 20:24| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする