そうしたら見覚えのある建物が出てきました。そう、川越城本丸御殿です。
川越に来る前は知らなかったのですが、戦国時代の戦いで「日本三大奇襲」と言われる戦いの一つが、この川越城で当時の城主だった北条氏康と上杉・足利連合軍との川越夜戦。その北条方で暗躍したのが風魔小太郎を頭目とする忍者集団だったようです。
8万の上杉・足利連合軍に対して北条方は援軍を入れても8千。圧倒的に不利な籠城戦を半年耐え抜いた後、降伏すると風聞を流して油断させ、勝ったつもりになって酒を飲んで寝ているところを奇襲した。
これでついに十倍の敵軍を追い散らしたのですが、これには風魔一族の働きが大きかったらしいです。
まあ忍びですから、その足跡は絶対に残さないので確証は無いのでしょうけど、そう言うことも頭の隅において、また川越城を見物してみますか。
蔵作りの商人街に戦国時代の面影を探すのもまた一興かも。