2020年06月24日

小さな一つの出会いから

歴史に残る大作曲家 武満徹さんは戦時中、埼玉県飯能市に疎開していたのですね。そこで毎日、勉強でなく農作業をやらされていた。

そんなある日、配属将校が「今日はお前たちにいいものを聴かせてやる」と、手回し蓄音機を持ってきて、「今は禁止されている音楽だが」と言いつつ聴かせてくれたのがシャンソンの「聞かせてよ愛の言葉を」。

音楽と言えば軍歌しか知らなかった武満少年は鳥肌が立つほど感動し、「将来は音楽家になろう!」と決心したそうです。

それが世界的な作曲家を生むきっかけになったのですから、その配属将校、実にイキなことをやったものです。

人の人生は何が転機になるか分からない。もしその将校と出会わなければ、世界の作曲家武満徹は存在しなかったのかも知れません。
posted by 曲屋 at 13:54| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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